160年前のヴィクトリアンシルバー　シャベル型　アルバートパターン　純銀製　キャディ　スプーン

　ハンドルの裏に歪みの跡ありの為、お買い得価格にて！　カップの繊細なエングレービングが素敵です。　


1851年　英国バーミンガム　ヴィクトリアン　シルバー　純銀製キャディスプーンです。

この柔らかなラインの優美な形状の銀器は アルバートパターンと呼ばれ、ヴィクトリア女王 の夫
アルバートの名が付けられており、英国のアンティーク純銀カトラリーの中でも大変珍しいパターンです。


カップには繊細なエングレービングが施され、柔らかな曲線の美しい浅型のシャベル型となります。
160年もの時を刻んだキャディスプーンとは思えないほどシルバーの輝きが大変美しくい製品です。

欠点としましては、ハンドルの裏側に歪んだ跡と小さなアタリ、カップの裏側にも極浅い窪みがありますので、
お買い得価格と致しました。

しかしながら、画像にありますように横から見てもハンドルには現在歪みが無く、また表側は大変美しい状態
ですので、実用アイテムのキャディスプーンとしてお勧めいたします。


アンティークシルバーのキャディスプーンは 紅茶の国 イギリスならではの製品で、当時、紅茶は高級品
英国貴族階層や上流階級の方たちが、紅茶の茶葉をすくい、ポットに入れるためだけの純銀スプーンと
して、使用しておりました。

各国に、この可憐なスプーンだけを集めている方がいるくらいに、大変人気の高い英国アンティークの
キャディスプーン、もう絶版となってしまいましたが 「英国アンティークシルバー　キャディスプーン百選」
ティーパーティの小さな主役　という 書籍もある位に、日本でも この英国銀器を凝縮した小さなスプーンを
集めているコレクターが多い希少アイテムです。


スプーンには純銀の品質を証明する、英国試金鑑定所のホールマークがあり　またビクトリア女王の
横顔の刻印がありますが、これはDutyMark と呼ばれ　当時の銀器は主に英国貴族階層の人達が
使用していた贅沢品で英国の課税対象とされており、当時の国王の刻印はイギリス王国に納税をした
証明となるものです。

この刻印のあるものを、ヴィクトリアンと呼ばれております。

Standard Mark：銀純度刻印　　ライオン 　（純銀・スターリングシルバー）
Assay  Mark ： 産地刻印　　　イカリ　　　（バーミンガム）
Date  letter  ： 年号刻印　　　　C　　　　　　(1851年製造表示の C ）　　
Maker's Mark： 製造工房　　  ＧＵ　　George Unite & Sons
DutyMark：　　　　　　　ビクトリア女王　　　（ヴィクトリアン）

サイズ/ 約　　全長　　9.4ｃｍ　　　　10ｇ