希少・マザーオブパール(ビクトリアン)純銀製デザートスプーン(1850年 イギリス製)
商品詳細
1850年 英国バーミンガム製のマザーオブパール(白蝶貝)純銀製デザートスプーンです。
150年以上前のとても希少な形状の純銀製デザートスプーンで、ハンドルがマザーオブパール、ネック部分・
フォーク部分共に純銀製(スターリングシルバー)、スプーン部分にホールマークが打刻されております。
Standard Mark:銀純度刻印 ライオン (スターリングシルバー)
Assay Mark : 産地刻印 イカリ (バーミンガム)
Date letter : 年号刻印 B (1850年製造表示のB)
Maker's Mark: CWCo
Duty Mark : ビクトリア女王 (英国納税確認印)
模様が刻まれた大きくて厚みのあるマザーオブパールがアメ色に輝き、 ネックの部分に重厚な模様が浮かびあ
がっている とても珍しい形状の純銀製デザートスプーンです。
スプーンとフォークが一体となった部分の付け根部分にビクトリア女王の横顔の刻印がありますが、これはDuty
Mark と呼ばれ 当時の銀器は主に英国貴族階層の人たちが使用していた贅沢品で英国の課税対象とされてお
り、当時の女王・ビクトリアの刻印はイギリス王国に納税をした証明となるものです。
このマークが有る物をビクトリアン(1837年〜1901年の品)と呼ばれています。
この時代のマザーオブパールは現在のような真珠の養殖技術等も無く 又、イギリス周辺では生息していない
真珠の母貝(白蝶貝)から出来ておりますので、当時では上記にありますように英国貴族階層の富の象徴のよ
うな材料でした。
現在でもマザーオブパールはROLEXなどの高級時計の文字盤やアクセサリー等に使われておりますが、天
然物で繋ぎめのない この大きさのマザーオブパールは見掛けません!
画像にありますようにスプーン部分の中央に浅いエクボと若干の使用痕ありますが、欠け・傷のないアメ色に輝
く大きなマザーオブパール部分を含め、150年を超えるデザートスプーンとは思えないほどの希少な逸品です。
サイズ/ 約 全長17.0cm
*定型外郵便の場合、送料は200円です。