1819年 純銀製 ヴィネグレット 富の象徴 当時の紳士淑女必須アイテム 197年前のジョージアン アンティーク シルバー
商品詳細
大変希少な197年前の純銀製 ヴィネグレット 貴婦人の気付け薬入れ ジョージアン アンティーク シルバー
舞踏会にて 当時の紳士淑女必須アイテム 銀職人技術の極 1819年製 英国バーミンガム John Shaw
美品 1819年製 英国バーミンガム John Shaw工房 ジョージアン アンティーク シルバー
大変希少な197年前の純銀製 ヴィネグレット 当時の紳士淑女必須アイテムです。
当時の貴族階層でよく行われていた舞踏会、貴婦人たちはコルセットでギュッと身体を締め付け
細くして煌びやかな洋服を着て舞踏会などに参加しておりましたが、身体を強く締め付ける為
失神する方が多かったそうです。
この ヴィネグレットは、そんな貴婦人達が気を失いそうになった時や、気を失った時、このアイテムを
取り出し、酢酸系の強い香りを染み込ませた物を入れたヴィネグレットを鼻にあて嗅ぐわせて、正気を
取り戻した、そんな紳士淑女の究極のお洒落アイテムであり、富の象徴でもある必需品でした。
そんな、貴婦人の持つヴィネグレットですので、この小さなシルバーには銀職人達の技が極められて
おり、外には飾り加工、中は銀が酸化しないよう全面に金彩、香り穴は手作業による透かしなどを
施されました。
特に何度使ってもピッタリと閉じる開閉部の繊細ヒンジ部分は、当時の金工師の腕の見せ所
だったそうです。
肉厚の純銀で出来ており、シルバーの輝き、内部の全部に施された金彩も大変美しい品で、表・裏側
共にエングレービングで飾り加工が施され、中蓋の手作業による透かしも大変美しいものです。
約200年の時を経た品ですが、どこも壊れてなく外蓋中蓋もピタリと閉じます。
ヴィネグレットの中(内側)に僅かなスレはございますが、気にならない程度で大変状態の良い品です。
中の裏蓋と底には純銀の品質を証明する、英国試金鑑定所のホールマークがあり、また
ジョージ三世国王の横顔の刻印があります、これはDutyMark と呼ばれ当時の銀器は主に
英国貴族階層や教会関係の人達が使用していた贅沢な品で、英国の課税対象とされており
当時の国王の刻印はイギリス王国に納税をした証明となるものです。
この刻印が(ジョージ一世〜四世と、ウィリアム四世の横顔)が ある有る物を ジョージアン
(1714年〜1837年製の品)と呼ばれています。
Standard Mark:銀純度刻印 ライオン (スターリングシルバー)
Assay Mark : 産地刻印 イカリ (バーミンガム)
Date letter : 年号刻印 V (1819年製造表示の V )
Maker's Mark: 製造工房 IS (John Shaw)
DutyMark: ジョージ国王 3世 (ジョージアン)
金工師 John Shaw は1803年から1825年まで、このような純銀のヴィネグレットと小さな純銀小箱だけを
専門に扱っていたシルバースミスです。
サイズ/ 約 開いた状態 3.7 ✕ 3.6 ✕ 4.3cm 30 g