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1876年 ヴィクトリア王朝時代　マザーオブパール純銀製ナイフ　シェフィールド製 　20ｃｍ

マザーオブパール・白蝶貝、「女神の慈愛を宿す石」や「母なる石」ともよばれ、天然真珠貝の殻
の内側に形成されている真珠層から作られています。
英国アンティーク銀器のナイフやフォークにもビクトリアン時代の頃から貴族階層の富の象徴とし
て使用されていました。

ハンドルのマザーオブパール（白蝶貝）は肉厚の丸みのある大きなタイプで、 乳白色の気品ある輝きが
美しい製品です。

ナイフの刃に使用跡の小傷がございますので、お買い得価格とさせて頂きました。
実際には、ほとんど気にならないでしょう。

刃・シェルパターンのネック共にスターリングシルバーで純銀の品質を製造年を証明する、英国試金
鑑定所のホールマークとビクトリア女王の横顔の刻印があります。

これはDuty Mark と呼ばれ　当時の銀器は主に英国貴族階層の方や教会関係者たちが使用していた
贅沢な品で、英国の課税対象とされており、当時の女王・ビクトリアの刻印はイギリス王国に納税をした
事を証明するものです。

Standard Mark：銀純度刻印　　　　　　　　　ライオン 　（スターリングシルバー）
Assay  Mark （ネック部分）　： 産地刻印    　王冠  　 　（シェフィールド）
Date  letter　　　　　　　　　   ： 年号刻印    　 　J       　（1876年製造表示の J  ）　
Maker's Mark：　　　　　　　　　　　　　　　　　　RMEH    　Martin, Hall & Co (Richard Martin & Ebenezer Hall)
Duty Mark   ：                     　： ビクトリア女王　（英国納税確認印）

ナイフ 　：　サイズ/ 約　　　全長20.0ｃｍ


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